ACT自立援助サービスの改定について(2018年10月1日~)
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新しいサービス名称は「ACTつながるケア」です
「自立援助サービス」は事業名として使い続けます。
「その人らしく」を支えるため「つなぐ」ことを大切に、地域の中で人と人とがつながり、孤立せず最期まで暮らし続けることができるよう、コーディネートするサービスです。
これまで通り「自立援助サービス指針」を基本とします。
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コーディネートでお困りごとを解決します
自立援助サービスのケアは、利用者の自己決定を大切にしたコーディネートを通して、利用者ニーズに対応します。その時々の状況を聞きとり、利用者本位に基づいたコーディネートをしながら、柔軟にケアの組み立てを行ないます。また、希望に添えない場合は地域の社会資源につなぎ、利用者の「困った」が解決できるようにします。
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サービスの範囲を広げます
高齢の一人暮らしや共働き世帯の増加など、社会状況の変化からケアのニーズは多様になっています。冠婚葬祭時の介助やなかなか行けないお墓の掃除、契約者不在時の家事など、地域でのたすけあいが益々必要です。
私たちは、その人の暮らしの中の「困った!」「こうありたい!」を受け止め、ケアを拡げていきます。
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※ご希望に添えない場合もあります。まずはご相談ください。
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コーディネート料金を廃止し、平日料金は2,200円/時間(税抜き)とします。
自立援助サービスは、事業開始当初より、地域住民による相互のたすけあいのしくみとして、その人が必要とするケアを、利用しやすい料金の設定で取り組んできました。
今回の改定は、社会の変化とともにニーズの多様化に対応するためにケア者の確保が必要であり、働き手を増やし事業継続を考慮した料金を提案します。
また、コーディネートは自立援助サービス事業の根幹として大切にして来ました。これからは、コーディネートの社会化が進んだことから料金に含めることとし、これまで設定していた「コーディネート料金」は廃止します。今後もコーディネートを重視することに変わりはありません。サービスの提供を通して表していきます。
社会的課題の多様化を受け止め、自立援助サービスの利用をより拡げ、地域で必要とされる社会的価値のある事業として継続性を追求していきます。そして、様々なニーズに応えていくためにもケアの質の向上をより一層図っていきます。
《新料金表》 2018年10月1日から適用となります。
※クリックすると拡大します。
※料金のほかに別途消費税をいただきます。
※今後、消費税が改定された場合、その金額に変更いたします。
※深夜・早朝の利用は、たすけあいワーカーズによって対応できない場合があります。各たすけあいワーカーズにご相談ください。
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今後に向けて
この度の自立援助サービス改定に関するアンケートでは、たくさんの貴重なご意見をいただきました。ご意見の中には、自立援助サービスのケアへの期待や課題をいただいた一方、社会保障のあり方についてのご示唆もありました。今後の活動に活かしていきます。
また、自立援助サービスだけではなく、おおぜいの会員で様々な安心のしくみづくりに取り組んでいきます。