これでいいのか?コロナ禍の介護従事者の待遇 利用者負担はNO!「給付」を守ろう!

介護保険制度が始まり今年で20年目になりますが、改定の度に利用者負担増、介護報酬は削減など、当初の理念とは逆行してきています。
その課題を指摘しACT運動グループとして毎年「介護の日フォーラム」を開催してきました。そして他団体と共に実行委員会を形成し、このままでは介護の社会化が崩壊すると厚生労働省に改善を求めてきました。
介護の崩壊をさせない実行委員会では、今年「コロナ禍における介護従事者・介護事業所の実態調査アンケート」を実施し、アンケートの結果を踏まえ検査体制の導入や介護事業所への継続的支援など、いくつかの要望にまとめ、11月に院内集会を開催しました。
介護をめぐる様々な課題を解決し介護サービスを安定的に提供するためには、介護人材を確保することが必要であり、まずは介護従事者の基本的な報酬を引き上げることが求められます。
誰でも高齢になったら介護が必要になります。ACTは、これからも安心して暮らせるまちづくりを皆さんとともに進めていきます。

コロナ禍の介護人材及び介護保険制度への要望書