ACTの認知症の人を支える地域づくり

ACTでは2001年より、認知症高齢者研究・研修東京センターの研究主幹永田久美子さんとの連携で、認知症模擬演技者(SPSD)の養成に取り組み、認知症介護の人材養成に、SPSDをとりいれた研修、講師派遣を行っています。

SPSDを取り入れた研修や講座は専門職のスキルアップだけでなく、認知症の介護をされているご家族や、全世代の方に役立つ演習方法です。

SPSDってなあに?
SPSDは、Simulated Person with Senile Dementiaの略
「認知症の人の模擬演技役」のことです。

認知症の模擬役とは・・?

認知症の専門知識を持ち、認知症の人の立場に立って、表情・身体の動き・症状や日常生活での体験・感情を演じます。
認知症模擬役は相手(ケア者)の言葉や身体の動きなどを的確に捉え、認知症の人の立場から感じたことを表現します。

体験による気づき

知識を実際に体現してみることで、模擬役、ケア者役、そして会場の人たちがそれぞれにいろいろなことに気づき、日常の介護に生かしていくことができます。

認知症模擬演技者による演習の流れ

認知症の模擬役の背景とケア者役が関わる場面を設定

模擬役はその場面の認知症の人になりきり、ケア者役の対応に反応する。

ロールプレイを終え、
ファシリテーターの進行のもと、ケア者役は自分の応対を振り返る。

認知症の模擬役はケア者へ、感じたこと、気づいたことを伝える。

会場の人たちも気づいたことをケア者役へ同様にフィードバックを行う。